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ロールと権限の違い

ロール・権限設定

ユーザーが扱えるデータの範囲や操作内容を適切に管理するために
「ロール」と「権限設定」という仕組みを利用します。

似た役割に見えますが、それぞれが担当している範囲は異なります。


それぞれの役割

  • ロール : ユーザー同士の階層(上下関係)を定義する

  • 権限設定 : 許可する操作やアクセス内容を定義する

一言で表すと、

ロールは「階層・立場」
権限設定は「許可」

を決めています。


ロールで決まること

ロールは、ユーザー同士の位置関係を表します。
上位ロールのユーザーは、下位ロールのユーザーが担当しているレコードを閲覧できる、といった階層構造の基準になります。

これはアクセス範囲を考えるうえでの土台となる考え方です。


権限設定で決まること

実際にデータに対して何ができるか、どこまで扱えるかは、ロールに紐づく権限設定によって決まります。

権限設定では、次の3つをコントロールできます。

操作権限

レコードの作成・編集・削除などの操作が可能かどうか。

項目アクセス権限

項目ごとに、閲覧のみか編集まで可能か。

レコードアクセス権限

どのロールのレコードまで閲覧・操作ができるか。

{% hint style="info" %}

ロールとレコードアクセスの関係

ロールによって基本的な階層は定義されますが、
最終的にどの範囲のレコードまで扱えるかは権限設定によって調整できます。

そのため、

  • 階層上は見える立場であっても制限する

  • 必要に応じて範囲を広げる

といった柔軟なコントロールが可能になっています。 {% endhint %}


実際の設定作業のイメージ

管理画面では、

  1. ロールを選択する

  2. そのロールに対して

    • 操作権限

    • 項目アクセス権限

    • レコードアクセス権限

の権限を設定する、という流れになります。

つまり、

ロールという枠組みに対して、権限を定義していく

形で設定が行われます。


具体例

例えば次のような設定の場合。

  • ロール :マネージャー

  • 操作権限:編集可、削除不可

  • レコードアクセス:自身と子以下のロールまで

このときマネージャーロールのユーザーは、

✅ チームメンバーのレコードを閲覧できる
✅ 編集はできる
❌ 削除はできない

という状態になります。


まとめ

ロールと権限設定の関係は次の通りです。

  • ロール  → ユーザーの立場・階層

  • 権限設定 → その立場に対して与える具体的な許可内容

ロールで土台を作り、権限設定で実際の利用範囲を仕上げていくことで、
安全で現実の業務に合ったアクセス管理が実現できます。

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